マイク・モラスキー
( もらすきー,まいく )1956年米国セントルイス市生まれ。シカゴ大学大学院東アジア言語文明学研究科博士課程修了(日本文学で博士号)。ミネソタ大学教授を経て、現在、一橋大学大学院社会学研究科教授。日本語の著書に『戦後日本のジャズ文化』(青土社、サントリー学芸賞受賞)、『占領の記憶/記憶の占領』(鈴木直子訳、青土社)、『その言葉、異議あり!』(中公新書ラクレ)、『ジャズ喫茶論』(筑摩書房)などがある。
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990
円978-4-480-43368-8
0195
-27-1
2016/08/08
文庫判
400
頁赤羽・立石・西荻窪―。古き良き呑み屋街にはそれぞれの歴史がある。アメリカ生まれの著者が酒のグラスの向こうに見たのは、闇市のにぎわう猥雑でエネルギッシュな東京の姿だ。歴史探索とはしご酒という二重の“フィールドワーク”を敢行し、居酒屋文化に頭脳と肝臓で切り込んだ渾身のノンフィクション。
第1章 セーラー服とモツ焼き(溝口)
第2章 おけら街道のヤケ酒(府中・大森・平和島・大井町)
第3章 パラダイス三昧(洲崎・木場・立川)
第4章 カウンター・カルチャー(赤羽・十条・王子)
第5章 八軒ハシゴの一夜(お花茶屋・立石)
第6章 焼き台前の一等席(西荻窪・吉祥寺)
第7章 Le Kunitachi(国立)
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