ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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19世紀末、交通技術の発達は世界中を頻繁に旅する人々「世界漫遊家(グローブトロッター)」を生んだ。開国したばかりの明治日本は未踏の地であり、多くの世界漫遊家があふれる冒険心と共に訪れている。彼らが残した記録から、目的な身分が異なる旅行者たちのユニークな道中エピソード、そして急スピードで変わっていく「神秘の国」の人・文化・風景を鮮やかに描き出す。
80日間世界一周の時代
グローブトロッターがニッポンの土を踏む
ツアーに参加するか、紹介状を握るか
ボヘミアン・グローブトロッターの金満旅行
東海道で行く人、中山道で来る人
ガイドブックを片手にバックパッカーが行く
冒険旅行家が歩いた日本の奥地
世界一周スピード競争に血眼になる
「ハソネの法則」で見るノーベル賞作家の旅
夫婦で行く憧れのファー・イースト
明確な目的をもつ旅人たち
グローブトロッターを超えて
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