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定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43407-4

Cコード

0195

整理番号

-8-5

2017/03/08

判型

文庫判

ページ数

560

解説

内容紹介

小説、紀行文、エッセイ、評伝、書評、詩、俳句。「新東京感傷散歩」でデビューして以来60年以上の文業において、作家は一途に「東京」を歩き、書いてきた。焼跡の鮮明な記憶、銀座に暮らした幼少期の思い出、佐多稲子や辻征夫の作品と人生、「千人斬」松の門三艸子…闊達なユーモアと確かな観察眼で、町とそこに生きる人々を描きだす。『東京骨灰紀行』著者の集大成。

目次

第1章 焼跡の街
第2章 感傷から骨灰へ―街を歩く
第3章 わが忘れなば―小説集
第4章 記憶の街角
第5章 東京の人
第6章 東京万華鏡―ぼくの読書録
第7章 街のこだま―俳句と詩

著作者プロフィール

小沢信男

( おざわ・のぶお )

1927年生まれ。東京・銀座西8丁目育ち。日本大学芸術学部卒業。大学在学中の52年、『江古田文学』掲載の「新東京感傷散歩」を花田清輝に認められ、53年に「新日本文学会」に入会。以後、小説、詩、俳句、評論、エッセイ、ルポルタージュなど多ジャンルにわたり文筆活動を行う。著書に『私のつづりかた』『東京骨灰紀行』『裸の大将一代記』『悲願千人斬の女』(以上、筑摩書房)、『俳句世がたり』(岩波書店)、『通り過ぎた人々』(みすず書房)、『捨身なひと』(晶文社)、『本の立ち話』(西田書店)などがある。

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