谷崎潤一郎
( たにざき・じゅんいちろう )1886?1965年。東京日本橋に生まれる。一高、東京帝大国文科にすすむが、授業料未納で退学。在学中に発表した「刺青」などの短編小説を永井荷風に激賞されたことをきっかけに文壇にデビュー、以後、作品を次々に発表。耽美的世界を描いて文名を得たが、関西移住後は古典文化にも傾倒し、独自の世界を築く。主な作品に「痴人の愛」「春琴抄」「細雪」などの小説のほか、「源氏物語」の現代語訳がある。
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これまで高校国語教科書に掲載されたことのある随想・短編小説・戯曲を中心にした、谷崎潤一郎の作品集。教科書に準じた注と図版がついて、読みやすく分かりやすい。解説として、谷崎潤一郎についての評論も収録。あわせて読むといっそう味わい深い。
陰翳礼讃
刺青
信西
秘密
文章読本(抄)
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