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ちくま文庫

ブコウスキーの酔いどれ紀行

テレビに出れば泥酔し、朗読会では罵られ、機内の酒を飲み尽くす。酔いどれエピソード満載。鬼才ブコウスキーのヨーロッパ珍道中。解説 佐渡島康平

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43435-7

Cコード

0197

整理番号

-50-2

2017/03/08

判型

文庫判

ページ数

320

解説

内容紹介

テレビに出れば泥酔して共演者を怒らせ、朗読会を開けば聴衆に罵られ、ホテルで騒いで叱られる。家に帰りたいとゴネながら、毎日が二日酔い。伝説的カルト作家による、酔いどれエピソード満載の紀行エッセイ。人生を嘆き悲哀を滲ませるブコウスキー節が全開。本人の貴重な写真や詩も多数収録し、ブコウスキー文学のエッセンスがぎっしり詰まった一冊。

目次

航空券
機内で
フランスの編集者
インタビュー
トーク・ショウ
トーク・ショウの波紋
ニースに到着
リンダの母親
再びリンダの母親
マンハイム行き列車〔ほか〕

著作者プロフィール

チャールズ・ブコウスキー

( ぶこうすきー,ちゃーるず )

1920-94年。ドイツ生まれ。3歳でアメリカに移住。LAシティ・カレッジ中退ののちアメリカ各地を放浪し、24歳で最初の小説を発表する。その後は郵便局に勤務しつつ創作活動を続ける。現在までに100冊に及ぶ著作が刊行されている。邦訳に『勝手に生きろ!』『町でいちばんの美女』『ありきたりの狂気の物語』『くそったれ! 少年時代』『詩人と女たち』など。

中川五郎

( なかがわ・ごろう )

1949年、大阪生まれ。60年代半ばからフォーク歌手として活動を始め、現在も日本各地で年間200回近くライブを行う。同時に小説、翻訳などの執筆活動も行う。最新アルバムは『どうぞ裸になって下さい』。主な訳書にチャールズ・ブコウスキー『詩人と女たち』『くそったれ! 少年時代』『死をポケットに入れて』、『ボブ・ディラン全詩集 1962-2001』など。

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