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ちくま文庫

戦場カメラマン

眼前の米兵が頭を撃ち抜かれ、地雷に触れた解放軍兵士が吹き飛ぶ。祖国を守るため、自由を得るため、差別や貧困から脱するため……。解説 藤原聡

定価

2,420

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43474-6

Cコード

0195

整理番号

-94-1

2018/06/07

判型

文庫判

ページ数

992

解説

内容紹介

銃弾砲弾が飛び交う最前線。死線を越えた写真家の眼前で米兵が頭を撃ち抜かれ、擲弾銃によって解放軍兵士が吹き飛んだ。米ソ冷戦を背景にしたベトナムの悲惨な戦場、自国民を大虐殺したカンボジア。祖国を守るため、自由を得るため、差別や貧困から脱するため、戦う兵士、破壊される農村民。戦争ドキュメントの最高峰。

目次

世界無銭旅行への出発
南ベトナム政府軍海兵大隊従軍記
ベトナムのアメリカ兵
戦争と民衆
ベトナムの韓国軍
市街戦 燃えるサイゴン一九六八
ラオス、カンボジアの戦闘
北爆下のベトナム
ベトナム解放とその後
ベトミン軍旧日本兵の帰還―沖縄出身當間元俊軍曹
ベトナム・カンボジア国境紛争
中越戦争
カンボジア大虐殺
アンコール・ワットへの道
戦場のカメラマンたち

著作者プロフィール

石川文洋

( いしかわ・ぶんよう )

1938年沖縄県首里生まれ。ベトナム滞在フリーカメラマン、朝日新聞社出版局写真部カメラマンをへて、フリー。日本写真協会年度賞、日本雑誌写真記者協会賞、日本ジャーナリスト会議特別賞、市川市民文化賞-スウェーデン賞、ベトナム政府文化通信事業功労賞など、受賞多数。著書には、『基地、平和、沖縄』『基地で平和はつくれない』(新日本出版社)、『フォト・ストーリー 沖縄の70年』『カラー版 四国八十八カ所』『カラー版 ベトナム戦争と平和』(岩波新書)、『てくてくカメラ紀行』(枻文庫)など。

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