鄭大聲
( ちょん・でそん )1933年京都府生まれ。食文化史研究家。焼肉トラジ顧問。元全国焼肉協会顧問。滋賀県立大学名誉教授。理学博士。モランボン味の研究所所長在任中に、焼肉のタレ「ジャン」を開発した。著書に、『食文化の中の日本と朝鮮』(講談社現代新書)、『朝鮮半島の食と酒』(中公新書)、『焼肉・キムチと日本人』(PHP新書)など、訳書に、『朝鮮の料理書』(東洋文庫)、『韓国料理文化史』(平凡社)など多数。
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焼き肉店のメニューの一つ一つは、偶然に出来上がったものではない。長い歴史の中で、人々の生活の知恵が積み重なってつくられてきた「文化」なのである。だから、おいしいだけでなく、科学的に見てもすばらしい価値を持ったものが多い。焼き肉料理を単に楽しむのもいいけれど、この本を読んでから、また読みながら食べると、いままでとはまた違った味わいを口中に感じること、請け合いである。
肉・各種と薬念(ユッケ
ロース ほか)
漬物とつまみ(白菜キムチ
カットゥギ ほか)
スープと鍋(ワカメスープ
ユッケジャンとテグタン ほか)
飯と麺(ピビンパプ
クッパ ほか)
酒と塩辛(焼酎(焼酒)
マッコルリ、清酒 ほか)
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