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ちくま文庫

ファッションフード、あります。

——はやりの食べ物クロニクル

ティラミス、もつ鍋、B級グルメ……激しくはやりすたりを繰り返す食べ物から日本社会の一断面を切り取った痛快な文化史。年表付。解説 平松洋子

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43503-3

Cコード

0177

整理番号

-50-1

2018/03/06

判型

文庫判

ページ数

400

解説

内容紹介

新しくなきゃ、おいしくない!―ファストフードからエスニック料理、B級ご当地グルメやカフェ飯まで、次から次へと登場する新しい食べ物と、『アンアン』『ノンノ』といったメディアや、食のイベントなどから発信される価値観。それらをあわせて情報として消費しては節操なく楽しみ、食べつくす日本社会の姿を、皮肉と愛を込めて描く痛快な文化史!年表付。

目次

ファッションフード前史(江戸から戦前まで
戦後から高度経済成長期まで)
第1部 加速するファッションフード―1970年代(本格的なファッションフード成立元年
女の子の“フィーリング”に訴えかけたアンノンの表現法
黒船のごとくファストフード来襲
次から次へとヒット作誕生)
第2部 拡大するファッションフード―1980年代(「グルメ」に浮かれた激動の10年
和洋中エスニック林立―多国籍化の時代)
第3部 自己増殖するファッションフード―1990年代(まだまだバブルの90年代
「失われた10年」に生じた方向転換と変質
ますます短期化する流行サイクルのなかで)
第4部 拡散するファッションフード―2000年代(不安と危機のゼロ年代
節約ムードから生まれたささやかなヒット作)

著作者プロフィール

畑中三応子

( はたなか・みおこ )

編集者・ライター。編集プロダクション「オフィスSNOW」代表。『シェフ・シリーズ』と『暮しの設計』(ともに中央公論新社)編集長を経て、プロ向けの専門技術書から初心者向けの家庭料理レシピブックまで、幅広く料理書を手がけるかたわら、近現代の食文化を研究・執筆。著書に『体にいい食べ物はなぜコロコロと変わるのか』(ベスト新書)、『カリスマフード――肉・乳・米と日本人』(春秋社)などがある。

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