ヘレン・マクロイ
( まくろい,へれん )アメリカのミステリ作家。1904年ニューヨーク生まれ。ソルボンヌ大学に留学、パリとロンドンで美術批評家、新聞記者として活動し、1932年に帰国。精神科医ウィリング博士を探偵役とした『死の舞踏』(1938)でデビュー。『あなたは誰?』『家蠅とカナリア』『暗い鏡の中に』『幽霊の2/3』『殺す者と殺される者』など、本格推理からサスペンスまで多彩な作風で人気を博した。1994年没。
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990
円978-4-480-43513-2
0197
-50-3
2018/06/07
文庫判
384
頁深夜、電話の音でアリスンは目が覚めた。それは伯父フェリックスの急死を知らせる内線電話だった。死因は心臓発作とされたが、翌朝訪れた陸軍情報部の大佐は、伯父が軍のために戦地用暗号を開発していたと言う。その後、人里離れた山中のコテージで一人暮しを始めたアリスンの周囲で次々に怪しい出来事が…。暗号の謎とサスペンスが融合したマクロイ円熟期の傑作。
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