平松洋子
( ひらまつ・ようこ )エッセイスト。東京女子大学卒業後、食や生活文化を中心に幅広く執筆活動を行う。『買えない味』で第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。『野蛮な読書』で第28回講談社エッセイ賞を受賞。『サンドウィッチは銀座で』『なつかしいひと』『ステーキを下町で』など著書多数。
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台所で、街角で、旅先で、味の背景には思いもかけない世界が広がっている。包丁でスパッと切るか、ざっくり手で千切るか、食材によって使い分けるのも、料理ができあがるまでの待ち時間も、路地裏で迷いに迷ってお店を見つけることも、皆で行列に並ぶことも…それも全部味のうち。心に残る味にまつわる風景を綴ったエッセイ48篇。カラー写真も多数掲載。
これも味のうち(乾かす―美味を招く変化
挟む―知恵と工夫の産物 ほか)
おいしさのタネ(ちくわ、かまぼこ―じんわり粘り強い
すじ―肉の屋台骨 ほか)
そこにあるもの(ストロー―いつも悩ましい
ひも―生活の友 ほか)
だから気になる(店長―店長はすごいよ
おおきい ちいさい―人生の一大事 ほか)
待ちぼうけの丼(出前―待ちぼうけの丼
行列―みんなで一致団結 ほか)
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