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ちくま文庫

味見したい本

読むだけで目の前に料理や酒が現れるような食の本に巡るエッセイ。古川緑波や武田百合子の食卓。居酒屋やお菓子とコーヒーの本まで。帯文 高野秀行

定価

814

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43556-9

Cコード

0193

整理番号

-34-2

2018/12/10

判型

文庫判

ページ数

272

解説

内容紹介

読むだけで味わいが広がる食についての本38冊を読むエッセイ集。第1章は「少し前の食卓」。古川緑波、内田百閒、武田百合子らの食描写は?第2章は、かぼちゃから弁当まで「台所で読む」。第3章は餃子や焼肉、うなぎなど食堂らしいメニューの本が並ぶ。第4章から第7章までは、カレー、お菓子やコーヒー、最後は酒本で締める。「食の本」フルコースをご堪能あれ。

目次

1 少し昔の食卓
2 台所で読む
3 食堂を読む
4 カレーを一皿
5 おやつの時間
6 コーヒーを一杯
7 飲みにいきましょう

著作者プロフィール

木村衣有子

( きむら・ゆうこ )

文筆家。1975年栃木生まれ。持ち場は食文化と書評。主な著書に『もの食う本』(ちくま文庫)、『はじまりのコップ――左藤吹きガラス工房奮闘記』(亜紀書房)、『コーヒーゼリーの時間』『コッペパンの本』(産業編集センター)、『キムラ食堂のメニュー』(中公文庫)などがある。お酒ミニコミ『のんべえ春秋』編集発行人。

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