R・オースティン・フリーマン
( Rおーすてぃんふりーまん )イギリスのミステリ作家。1862年ロンドン生まれ。医師から作家に転身、1907年、法医学者ソーンダイク博士を探偵役とした『赤い拇指紋』を発表。科学捜査を駆使するソーンダイク博士は短篇(★正字)でも活躍し、シャーロック・ホームズと人気を競った。英国探偵小説界の巨匠のひとり。代表長篇(★正字)に『オシリスの眼』『キャッツ・アイ』など。短篇(★正字)集『歌う白骨』は倒叙推理の嚆矢としても有名。1943年没。
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1,045
円978-4-480-43560-6
0197
-51-2
2019/01/09
文庫判
432
頁助けを求める若い女性の叫び声に、帰宅途中の弁護士アンスティが駆けつけると、そこには男女が激しく組み合う姿が。男は逃走、脇腹を刺された女性を運び込んだ近くの邸では、主人が宝石コレクションの陳列室で殺害されていた。事件は単純な強盗殺人に思われたが、被害者の弟ローレンス卿は警察の捜査に納得せず、ソーンダイク博士の出馬を要請する。本格推理に冒険的要素を加えた黄金時代ミステリ。
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