オラフ・ステープルドン
( おらふすてーぷるどん )オラフ・ステープルドン(Olaf Stapledon):イギリスの作家、哲学者。1886年生まれ。初の著作『現代の倫理学』を発表した翌年、『最後にして最初の人類』(1930)で注目を集め、『スターメイカー』(1937)など、独自の哲学的思弁とヴィジョンに満ちた壮大な宇宙年代記は読書界に衝撃を与えた。他の代表作に『オッド・ジョン』『シリウス』(いずれもハヤカワ文庫)がある。1950年没。
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1,430
円978-4-480-43565-1
0197
-26-1
2021/11/10
文庫判
448
頁宇宙の発生から滅亡までを壮大なスケールで描いた幻想の宇宙誌。1937年の発表以来、各方面に多大な影響を与えてきたSFの古典。全面改訳。
肉体を離脱した主人公は、時間と空間を超え、宇宙の彼方へと探索の旅に出る。訪れた世界で出会った独自の進化を遂げた奇妙な人類と諸文明の興亡、宇宙の生命の生成と流転を、壮大なスケールと驚くべきイマジネーションで描いた幻想の宇宙誌。アーサー・C・クラークやスタニスワフ・レム、J・L・ボルヘスをはじめ多くの作家に絶賛され、多方面に影響を与えてきた伝説の作品を全面改訳で贈る。冒頭部の比類なき精神的昂揚感と飛翔感、 ついに造物主と対面した際の絶叫するほどの衝撃、 その後の内省から起ち上がる、あまりに静謐な瞑想的神話── このわずか一冊のなかには、宇宙のすべて、 「わたし」のすべて、未来の光が詰まっている!──瀬名秀明
“地球”
星間を翔ける
“別地球”
ふたたび宇宙へ
数限りなき世界
“スターメイカー”の兆し
さらに多くの世界
探索者たち
諸世界の共同体
銀河のヴィジョン
星と禍害世界
成長を阻まれた宇宙神霊
はじまりと終わり
創造の神話
創造主と諸作品
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