ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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武器運び、馬の世話、土木作業、衣類・食糧運び、戦が始まれば最前線で敵と向き合い、集団で槍、鉄砲を扱う。そんな戦場の現場人の役割ごとの声を収録し、多くの武士が戦場心得の参考とした『雑兵物語』。江戸前期に成立し後期の1846年に刊行され一般にも流布した古典を、わかりやすい現代語訳とリアルな挿画で送る。現在の最前線ではたらく人々も切実に読める一冊。
雑兵物語 上(鉄砲足軽 小頭 朝日出右衛門
鉄砲足軽 夕日入右衛門
弓足軽 小頭 大川深右衛門
弓足軽 小川浅右衛門
槍担 小頭 長柄源内左衛門 ほか)
雑兵物語 下(矢箱持 矢蔵
玉箱持 寸頓
荷宰料 八木五蔵
夫丸 馬蔵
又若党 左助 ほか)
繪解 雑兵物語
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