ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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古代遺跡を探訪して歴史の深層にせまり(序論)、無人島でサバイバル生活に翻弄され(第1章)、ブルゴーニュでヴィンテージワインに酔い(第3章)、ギリシャ正教の聖地アトスで賛美歌がかなでる神への祈りに心をふるわせ(第6章)、1960年代に反戦映画をかついでヨーロッパを放浪(第8章)。ジャーナリストならではの鋭敏な感覚で、世界の姿を読者にはっきりとさしだした思想旅行記の名著。
序論 世界の認識は「旅」から始まる(「深川のおじさん」と橘市兵衛
中国からの引揚げの旅 ほか)
1 無人島の思索(無人島生活六日間
モンゴル「皆既日食」体験)
2 「ガルガンチュア風」暴飲暴食の旅(「ガルガンチュア風」暴飲暴食の旅
フランスの岩盤深きところより ほか)
3 キリスト教芸術への旅(神のための音楽
神の王国イグアス紀行)
4 ヨーロッパ反核無銭旅行
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