ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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台湾の名家を背負った父と、国際結婚に踏み切った母。そこに生まれた筆者と仲良しの妹。四人で暮らした思い出の実家を取り壊す時、沢山の記憶が詰まった箱子―中国語で「箱」―が見つかった。早くに世を去った両親は、あの時何を考えていたのか?日記や手紙を読むことで二つの故郷が繋がっていく。悲劇の中でも消えなかった家族の愛を伝える珠玉のエッセイ。
私の箱子
台湾の“野猫”
閉ざされた部屋
母が逝く
顔家物語
「顔寓」の主
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