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ちくま文庫

ひきこもりグルメ紀行

家から一歩も出ずに全国のご当地グルメを食べ尽くす! 100万円のインプラントを粉砕させながらあらゆる菓子に立ち向かった怒涛の食コラム。

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43702-0

Cコード

0195

整理番号

-80-1

2020/11/10

判型

文庫判

ページ数

272

解説

内容紹介

せちがらい世の中、心を慰めるのはおいしい食べ物である──。不惑を前にして無職となり、いよいよ出不精に磨きのかかった漫画家が「おとりよせ」を駆使してご当地名物を味わいつくす稀代の“ぐうたら系”グルメコラム。仙台銘菓「萩の月」にそっくりな菓子が五十も現れたかと思えば、齧りついた揚げ菓子で100万円のインプラントが粉砕……。波乱の実食を乗り越えて、愛する「博多通りもん」を超える逸品に出会えるのか? ゆかいな脳内旅行をあなたに。

目次

ひきこもり熟練者が愛するご当地フード(福岡県・博多通りもん)
ポイズンな世の中にドロップキック(高知県・ケンピ)
うなぎは貧乏人の敵だが、タレは得難き友(愛知県・ひつまぶし)
赤福先輩、相変わらずマジこしてますね!(三重県・赤福)
たこ焼きとは違うということを胸に刻め(兵庫県・明石焼き)
夜のお菓子、真夜中に大進出(静岡県・うなぎパイ)
食欲ないから、朝はすっぽんでいいよ(静岡県・すっぽんパイ)
選ばれし老女が生み出した禁断の果実(秋田県・バター餅)
「なんの他意もなく激似」のヤツが五十も現れた(宮城県・萩の月)
もみじ饅頭界への殴り込み(広島県・もみじ饅頭)〔ほか〕

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