茅辺かのう
( かやべ・かのう )1924年、京都生まれ。東京女子大学卒業。1947年、京都大学文学部中退し、上京。編集者としての仕事の傍ら、労働運動に携わる。1962年、すべてをやめ、単身北海道へ移住し、網走、帯広等で季節労働者として働く。1965年、阿寒湖畔のアイヌの観光土産物屋で働く。1973年、京都へ戻る。べ平連や思想の科学研究会の活動に参加。著書に『階級を選びなおす』(文藝春秋)があり、評伝として『ある女性の生き方ー茅辺かのうをめぐって』(那須耕介他 編集グループ〈SURE〉)がある。2007年、没。