東雅夫
( ひがし・まさお )1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。「幻想文学」「幽」編集長を歴任。ちくま文庫「文豪怪談傑作選」シリーズはじめ編纂・監修書多数。著書に『遠野物語と怪談の時代』(日本推理作家協会賞受賞)『百物語の怪談史』『文豪たちの怪談ライブ』、編纂書に「ゴシック文学入門」「ゴシック文学神髄」「文豪ノ怪談ジュニア・セレクション」「平成怪奇小説傑作集」「赤江瀑アラベスク」の各シリーズ、監修書に「怪談えほん」シリーズなどがある。
loading...
この世ならざるものの象徴として古今の物語に現れ続ける存在、鬼――。彼らをめぐる名作が集結! 新機軸の文豪×怪談アンソロジー、待望の第二弾。人の世に光がある限り、「鬼」は必ず現れ続ける。喰らい、奪い、時に魅惑する異形の者たち。幾千年の月夜を駆け抜け、現代に、そして未来へも向かう──。恐ろしくも妖艶な至高の短篇がここに集結。新機軸怪談傑作選!
【収録作家】泉鏡花/高田衛/上田秋成(円地文子訳)/京極夏彦/福永武彦/坂東眞砂子/田辺聖子/三橋一夫/北村透谷/小松左京/倉橋由美子/中井英夫/手塚治虫異形の饗宴!鬼だけが集う珠玉のアンソロジー、誕生。
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。