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定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43794-5

Cコード

0195

整理番号

-10-20

2022/02/09

判型

文庫判

ページ数

128

解説

タナカ カツキ

内容紹介

どうしてぼくは、ここにいるのか。誰とも違う・誰にでもある。自分は世界にひとつだけ。自分が自分であることの不思議について──。前衛美術家・漫画家・芥川賞作家である赤瀬川原平が、晩年に遺した傑作絵本。言葉からイメージへ、あるいは逆に、イメージから言葉へ。自在に往環し、読み手の思考を揺さぶる。「こどもの哲学 大人の絵本」第1弾!解説 タナカカツキ カバーイラスト 赤瀬川原平 本文・カバーデザイン 松田行正+杉本聖士

目次

1 目の問題
2 痛い問題
3 国境問題
4 一つだけの問題
5 強い自分 弱い自分

著作者プロフィール

赤瀬川原平

( あかせがわ・げんぺい )

1937年横浜生まれ。画家。作家(尾辻克彦)。60年代には「ハイレッド・センター」など前衛芸術家として活動、70年代には「櫻画報」など独自の批評を盛り込んだイラストレーターとして活躍、81年には『父が消えた』で芥川賞を受賞。1986年、藤森照信、南伸坊らと「路上観察学会」を結成。他に高梨豊、秋山祐徳太子との「ライカ同盟」、山下裕二との「日本美術応援団」の活動がある。2014年没。

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