E.M.フォースター
( ふぉーすたー,E.M )E・M・フォースター(Edward Morgan Forster) 1879ー1970年。フォースターはヴィクトリア朝末期から二度の世界大戦を経て亡くなるまで、西欧的伝統を背景にした寛容と懐疑の精神のもとに生き抜いた。主な著書に『眺めのいい部屋』『ハワーズ・エンド』『インドへの道』などの小説のほか、その思想を反映した『民主主義に万歳二唱』などのエッセイ集がある。
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990
円978-4-480-43809-6
0197
-16-3
2022/06/09
文庫判
336
頁ケンブリッジ大学で古典語を専攻したE.M.フォースターは、卒業後の一年間をイタリアに遊び、ギリシャ巡航クルーズにも参加した。本書は、そうした深い学識と新鮮な体験から生まれた、神話と現実世界の間にたゆたう「コロヌスからの道」「パニックの話」などに加え、ホモセクシャルを扱ったがゆえに生前は公刊されなかった「アーサー・スナッチフォールド」、近代文明の末路を予告した幻想小説「機械は止まる」を収録する。解説 井上義夫
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