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ちくま文庫

わたしの金子みすゞ

カラーイラストと文章でマンガ界の巨匠が伝える、金子みすゞの世界。自然や子供たちの姿が、自身の体験を織り交ぜながら描かれる。解説 里中満智子

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43839-3

Cコード

0192

整理番号

-18-1

2022/09/08

判型

文庫判

ページ数

112

解説

内容紹介

ちばてつやが、金子みすゞの詩21編をカラーイラストと文章で読み解く。空、風、海、雲、花、祭り、子どもたち、小鳥、虫や魚たち……。満州から日本への引揚者だった、ちば自身の幼いころの体験を織りまぜて、忘れかけていた日本の風景や生活を描き出す。人や自然のほんとうの美しさ、素晴らしさを漫画界の巨匠が思いを込めて読者におくる。解説 里中満智子

目次

みんなを好きに
土と草
にはとり
ばあやのお話

私と小鳥と鈴と
さかむけ
まつりの太鼓
祭のあくる日
不思議
星とたんぽぽ
砂の王国
こだまでせうか
夕ぐれ
大漁
巡礼
こころ
積もった雪
かるた
大晦日と元日

著作者プロフィール

ちばてつや

( ちば・てつや )

ちばてつや 1939年生まれ。幼少期を旧満州で過ごす。戦後引き揚げ、16歳でマンガ家デビュー。「紫電改のタカ」「ハリスの旋風」「あしたのジョー」(原作・高森朝雄)「のたり松太郎」など作品多数。日本漫画家協会会長。

この本への感想

世の中が、どんどんおかしな具合に進んで行く中で、この本に出会えて良かった。
昭和の原風景のような詩と絵に心が和みました。

金子みすゞの詩が、どこまで深いものかということを”ちばてつや”の絵が語ってくれている。

海爺

さん
update: 2022/10/30
詩に添えられたちばてつやさんの絵が、昭和の古きよき時代を彷彿とさせます。実に実に素晴らしい。日本人なら、こんな情景があったことを忘れないようにしたいものですね。

黙思亭不語

さん
update: 2022/10/01

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