loading...

ちくま文庫

家(チベ)の歴史を書く

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43847-8

Cコード

0136

整理番号

-56-1

2022/10/11

判型

文庫判

ページ数

384

解説

斎藤 真理子

内容紹介

ガルシア=マルケスが一族の歴史を書き表したくて『百年の孤独』を発明したように、朴沙羅は自らの一家の歴史を表すのに、独自の魅力的な言語を見出した。――星野智幸(小説家)

か細く小さな声で語られた、「歴史の中の人生」の、驚くべき物語。若き俊英による「生活史」の決定版。――岸政彦(社会学者)
-----------------------------
「私の家族は、いつどうやって、なぜ日本に来たのだろう」「個人の人生を、どうしたら歴史として残せるのだろう」家族への親愛と歴史への洞察に満ちた、ある家(チベ)の記録。

目次

第1章 生活史を書く
第2章 誰も知らない―李延奎伯父さん
第3章 めっちゃええ場所―朴貞姫伯母さん
第4章 親族の中心―朴誠奎伯父さん
第5章 わからへんこと―朴俊子伯母さん
第6章 美しい済州(アルムダウン・チェジュ)

著作者プロフィール

朴沙羅

( ぱく・さら )

朴 沙羅(ぱく・さら):1984年、京都生まれ。専攻は社会学(ナショナリズム研究)。ヘルシンキ大学文学部文化学科講師。著作に『ヘルシンキ 生活の練習』、『家(チベ)の歴史を書く』(ちくま文庫)、『外国人をつくりだす』(ナカニシヤ出版)など。

シリーズ・関連本

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本