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ちくま文庫

ワイルドサイドをほっつき歩け

——ハマータウンのおっさんたち

単行本10万部突破。不器用だけど愛すべきおっさんたちへの祝福に満ちた、笑って泣けるエッセイ21編。解説=梯久美子 推薦文=國分功一郎

定価

836

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43890-4

Cコード

0195

整理番号

-52-4

2023/08/07

判型

文庫判

ページ数

320

解説

内容紹介

単行本10万部突破。不器用だけど愛すべきおっさんたちへの祝福に満ちた、笑って泣けるエッセイ21編。解説=梯久美子 推薦文=國分功一郎

「この愛すべきおっさんずコミュニティーは僕らに力をくれる」國分功一郎

人生という長い旅路を行く大人たちへの祝福に満ちたエッセイ。EU離脱投票が原因で喧嘩になった妻への仲直りタトゥーが思わぬ意味になっていたおっさんや、緊縮財政にも負けないおっさんの話など、笑って泣ける21編。第2章では世代・階級等について解説。『ぼくはイエロー?』と本書は同じコインの両面だと著者が記す必読書。単行本10万部突破! 解説=梯久美子
推薦文=國分功一郎

目次

第1章 This Is England 2018?2019(刺青と平和
木枯らしに抱かれて
ブライトンの夢―Fairytale of Brighton
二〇一八年のワーキング・クラス・ヒーロー
ワン・ステップ・ビヨンド ほか)
第2章 解説編 現代英国の世代、階級、そしてやっぱり酒事情(英国の世代にはどんなものがあるのか
英国の階級はいまどういうことになっているのか
最後はだいじなだいじな酒の話)

著作者プロフィール

ブレイディみかこ

( ぶれいでぃみかこ )

ブレイディみかこ:ライター・コラムニスト。1965年福岡市生まれ。高校卒業後、音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、1996年から英国ブライトン在住。ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。著書に『子どもたちの階級闘争』(みすず書房)、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)、『他者の靴を履く』(文藝春秋)など多数。近年は、『リスペクト』(筑摩書房)、『両手にトカレフ』(ポプラ社)などの小説作品も手がけている。

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