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ちくま文庫

なつかしい本の話

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43945-1

Cコード

0195

整理番号

-22-1

2024/03/07

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

本がなければ、生存を続けていられなかった・・・・・・。昭和を代表する文芸批評家の若き日の不遇を支え、同時に血肉にもなったその読書歴

目次

大木雄三編『アーサー王騎士物語』
デュマ『モンテ・クリスト伯』
田山花袋『生』
『谷崎潤一郎集』1 2
高浜虚子『風流懺法』『道』1 2
嵯峨の屋おむろ『くされ玉子』ほか
落合直文『孝女白菊の歌』
ゲーテ『若きエルテルの悲み』
井伏鱒二『まげもの』
伊東静雄『反響』1 2
ツルゲーネフ『猟人日記』
ルナール『にんじん』『博物誌』1 2
コンラッド・エイケン『静かな雪、秘かな雪』1 2
キャサリン・マンスフィールド『最初の舞踏会』
『マンスフィールド作品集』『露西亜三人集』
チェーホフ『退屈な話』
ラ・フォンテーヌ『寓話集』
『漱石全集』
日記から―昭和50年5月12日?5月24日

著作者プロフィール

江藤淳

( えとう・じゅん )

江藤 淳(えとう・じゅん):文芸評論家。1932‐99。1957年、慶應義塾大学卒業。56年、結核療養中に「夏目漱石」を執筆、58年『奴隷の思想を排す』で新進評論家としての地位を確立。62年より2年間在米。東工大教授、慶大教授などを歴任した。新潮社文学賞、菊池寛賞、日本芸術院賞、野間文芸賞など受賞多数。『江藤淳著作集』全六巻・続全五巻、『新編 江藤淳文学集成』全五巻がある。

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