ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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近代日本を代表する思想家であり、その体現者でもあった福沢諭吉。本書では、彼の思想の広がりとその今日的意義を明らかにすべく、『学問のすすめ』『文明論之概略』については最重要箇所のみの抄録とし、それ以外の多種多様な著作群から幅広く論考を精選。『通俗民権論』『国会論』などの政治論から「尚商立国論」のような商業論、「瘠我慢の説」「明治十年 丁丑公論」といった時事評論、さらには天皇論や婦人論までをバランスよく配置した。政治思想史・政治哲学を専門としてきた編者ならではの観点から編みあげられた清新な福沢像。文庫初収録論考多数。
学問のすすめ(抄)
文明論之概略(抄)
民情一新
尚商立国論
分権論
通俗民権論
国会論
脱亜論
明治十年 丁丑公論
瘠我慢の説
帝室論
尊王論
日本婦人論
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