loading...

ちくま学芸文庫

着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕

書かれた言葉の何に注目し、拾い上げ、結びつけ、考えていけばよいのか――59の文章を実際に読み解きながら解説した、至高の現代文教本。解説 読書猿

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51073-0

Cコード

0181

整理番号

-17-1

2021/10/07

判型

文庫判

ページ数

480

解説

読書猿

内容紹介

書かれた言葉の何に注目し、拾い上げ、結びつけ、考えていけばよいのか――59の文章を実際に読み解きながら解説した、至高の現代文教本。解説 読書猿半世紀近くにわたって読み継がれた、至高の現代文教本がここによみがえる! 「文章を読む」とは、書かれた言葉の何を拾い上げ、それらをどう関係づけることなのか――。数々の小説や評論を題材に、重要な箇所をどのように見分けるかを、実演を織り交ぜながら徹底的に解説する。本書は、「文学的な文章」「論理的な文章」の2パートに分かれ、高校教科書の定番教材も多数収録。読者は、目の前にある文章について、内容や表現だけでなく、その表現を選んだ書き手の感性や想像力までも、つかめるようになるだろう。解説:読書猿

目次

文学的な文章(解釈の基本
登場人物について
構成・表現について
作者について
“付”近代・現代の詩について)
論理的な文章(解釈の基本
論の重点について
論の構成について
論者について)
練習問題“考え方”・解答

著作者プロフィール

遠藤嘉基

( えんどう・よしもと )

遠藤 嘉基(えんどう・よしもと):1905(明治38)?1992(平成4)年。鳥取県生まれ。京都帝国大学文学部卒業。京都大学名誉教授。国語学・国文学専攻。国語学・国文学専攻。訓点語研究を中心に国語史研究を行った。専門の著書に、『訓点資料と訓点語の研究』(京大国文学会)、『新講和泉式部物語』(塙書房)、高校生向けには『現代文解釈の基礎』(ちくま学芸文庫)、『古典文法要覧』(中央図書)などがある。

渡辺実

( わたなべ・みのる )

渡辺 実(わたなべ・みのる):1926(大正15)?2019(令和元)年。京都府生まれ。京都帝国大学文学部卒業。京都大学名誉教授。国語学・国文学専攻。言語表現の立体構造に着目し、国語学と国文学の境界を超える研究を目指した。著書に、『国語構文論』(塙書房)、『平安朝文章史』(ちくま学芸文庫)、高校生向けには『現代文解釈の基礎』(ちくま学芸文庫)などがある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま学芸文庫」でいま人気の本

いま話題の本