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定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51154-6

Cコード

0139

整理番号

-25-1

2022/11/10

判型

文庫判

ページ数

228

解説

外間 隆史

内容紹介

沖縄学の権威による沖縄食文化史入門。著者は『おもろそうし』などの古典文学をもとに琉球文化の源流を探る研究に取り組んできたが、最後の著書となった本書では、食を素材に、沖縄の歴史が描き出される。ヤマトとは異なる食材・料理・飲食風習を対外関係史から説明し、沖縄料理の中にある東南アジア文化、中国文化の影響を解説。そして、食の思い出とわかちがたく結びつけられた戦前・戦中の記憶をつづる。取り上げられるのはラフテーやゴーヤチャンプルーなどよく知られた料理から、今では幻となった伝統菓子にいたるまで幅広い。食が語る沖縄の歴史。 解説 斎藤真理子

目次

第1章 沖縄の歴史と食文化(世界の食文化
アジアの中の沖縄
海外交易の発展
沖縄の食文化)
第2章 忘れ得ぬ味(肉(シシ)
魚・海藻
豆腐(トウフ)
芋(ンム)
黒砂糖(クルジャーター)
小麦(ムージン)

泡盛(サキ)
果物
野菜
沖縄の調味料)

著作者プロフィール

外間守善

( ほかま・しゅぜん )

外間守善(ほかま・しゅぜん):1924-2012年。沖縄県那覇市生まれ。法政大学名誉教授。伊波普猷の後を継いだ琉球文学・文化研究の第一人者。『おもろさうし』など古代南島歌謡をもとに、琉球文化の源流を解明する研究に取り組んだ。著書に、『おもろそうし』(岩波書店)、『沖縄の歴史と文化』(中公新書)など多数。

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