小菅信子
( こすげ・のぶこ )1960年東京都生まれ。上智大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科史学専攻博士課程修了満期退学。ケンブリッジ大学国際研究センター客員研究員を経て、現在、山梨学院大学法学部政治行政学科教授。専門は、近現代史、国際関係論、平和研究。著書に『戦後和解』(中公新書、石橋湛山賞)『ポピーと桜』(岩波書店)『歴史和解と泰緬鉄道』(共著、朝日選書)『戦争の記憶と捕虜問題』(共編、東京大学出版会)『歴史認識共有の地平』(共編、明石書店)Britain and Japan in The Twentieth Century (共編、I.B.タウリス)Japan and Britain at War and Peace (共編、ラウトリッジ)、 訳書にレーリンク、カッセーゼ『東京裁判とその後』(中公文庫)など。現在は、戦争と人道、戦後・植民地支配後の平和構築と和解をめぐる問題に取り組んでいる