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内容紹介
作者は作品を支配する神ではない!!作者と作品を切り離して読んでみよう!!“テクスト”と向き合うことで生まれる文学作品との新しい出会いは、今まで経験したことがないスリリングでクールな読書体験となるでしょう。
目次
第1講 当たり前が当たり前でなくなる瞬間―“ロシア・フォルマリズム”(形式の優先
“ロシア・フォルマリスト”たちの「文学」
“異化作用”の目的
対象の“異化”―知覚・表現・文体)
第2講 辞書にも文法書にも載っていないことばのルール―“言語行為論”(研究領域の新たな発見
オースティンによる発話の三分類
サールの“生の事実”と“制度的事実”
サールの“統制的規則”と“構成的規則”
“テクスト”への新たなアプローチ―芥川龍之介『羅生門』の場合)
第3講 読むことのダイナミズム―“読書行為論”(宮沢賢治『茨海小学校』
「語り」論
期待の地平
内包された読者)
第4講 物語の構造を知る―“昔話形態学”(プロップの“昔話形態学”―三十一の機能分類
『古事記』と二つの『古事記物語』
「行きて帰りし物語」―昔話以外への応用)
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