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定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-80392-4

Cコード

0093

整理番号

2006/01/25

判型

四六判

ページ数

128

解説

内容紹介

亡くなった夫が、繰り返し話していた故郷の町。遺された妻は、夫が世話になった「その人」に会って、一言お礼を言おうと旅立った。彼女がそこで見たものは…。『セイジ』で多くの読者を感動させた作者の最新作品集。モノローグで語られる三つのバラードは、しみじみと心にしみわたる。

目次

帰郷

愚者一燈

この本への感想

どれもいい話ですが私は特に「花」が好きです。みんな懸命に生きてて、この主人公のようにいろんなつらい事に押しつぶされながらも頑張って今を生きてる人間は確かに花や青空と同じくらいきれいですよね。確かにひどいことも人間はするけどそれでもそれぞれの人生をしっかり生きてる。命あるものはみんな無力で孤独。何がきれいでどれが汚いとかそこには何の差もない。生きるということの素晴らしさを改めて
気づかせて貰いました。

涙もらし

さん
update: 2009/04/07

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