栗林佐知
( くりばやし・さち )1963年札幌市生まれ。富山大学人文学部卒業。ガラス清掃、版下製作などを経て、小説を書き始める。2002年「券売機の恩返し」で第70回小説現代新人賞を受賞。2006年「峠の春は」で第22回太宰治賞を受賞。2007年、初の単行本『ぴんはらり』(「峠の春は」を改題)を上梓。
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くじけないで、前へ!運命の音に導かれた、ある旅立ちの物語。書き下ろし短篇「菖蒲湯の日」を同時収録。第22回太宰治賞受賞。
ぴんはらり
菖蒲湯の日
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