群ようこ
( むれ・ようこ )1954年、東京に生まれる。日本大学芸術学部卒業後、広告代理店などを経て、78年本の雑誌社に入社。その間に書いたエッセイが人気を呼び『午前零時の玄米パン』を刊行。84年退社、執筆に専念。著書に『トラちゃん』『無印良女』『本取り虫』『モモヨ、まだ九十歳』『ビーの話』『馬琴の嫁』『かもめ食堂』『世間のドクダミ』『パンとスープとネコ日和』『おやじネコは縞模様』などエッセイ、小説ともに多数。
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『きんたろう』を握りしめ離さなかった幼児期、『放浪記』に現実の女性の姿をみた小学時代、『檸檬』に五感を刺激された高校時代。本にとりつかれた著者の読書体験。
本の増えない本棚 序文にかえて
つぶよりの人生(よれよれの『きんたろう』
五右衛門風呂の蓋と底
“にやんにやん”の意味
うろこが落ちる
五感の刺激
孤独と老い
憧れのひと
中島敦がこわい ほか)
手作りの生活(自然の色
永遠の悩み
ミノ村の女たち
無欲の旅
手作りの誘惑 ほか)
事実は小説より…(就職をめぐるドラマ
水槽のなかの女
古典ってこんなに面白い!
万華鏡みたいな本
どこまでも女
世の中しぶとく生きるには ほか)
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