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単行本

かしこ 一葉

——「通俗書簡文」を読む

定価

2,530

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81410-4

Cコード

0095

整理番号

1996/11/20

判型

四六判

ページ数

384

解説

内容紹介

明治の暮らしおんなの機微。夏っちゃんは、これに小説のタネと生命を使い果たしたんでした…。生前唯一の刊本『通俗書簡文』を読み展げる、渾身の書き下ろし。

著作者プロフィール

森まゆみ

( もり・まゆみ )

一九五四年東京生まれ。八四年「谷中・根津・千駄木」創刊。地域史研究、文化財保存に尽力し、各新聞書評委員、文化庁文化審議会委員など歴任。日本ナショナルトラスト理事。近著に『千駄木の漱石』(ちくま文庫)、『子規の音』(新潮社)、『暗い時代の人々』(亜紀書房)、『「青鞜」の冒険――女が集まって雑誌をつくるということ』(集英社文庫)、『環境と経済がまわる、森の国ドイツ』(晶文社)など多数。

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