井伏鱒二
( いぶせ・ますじ )井伏 鱒二(いぶせ・ますじ):1898-1993年。広島県福山市生まれ。本名満寿二。はじめは画家をも志すも、やがて文学に専心し、『鯉』『山椒魚』で文壇に登場。独自のユーモアと哀感ただよう多くの作品を書いた。主な作品に『へんろう宿』『漂民宇三郎』『珍品堂主人』『黒い雨』など。『井伏鱒二全集』全28巻別巻2がある。
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「この人のことを書くとみんないい文章になるんだなあ」尊魚堂主人こと井伏鱒二先生のありし日の風貌姿勢を偲び、七十年余の文業を語る43篇。
蜩の声のような詩性(飯田龍太)
ユーモアに豊む“自然体”の表現(磯貝英夫)
自然体で描いた恐ろしい真実(奥野健男)
無類の文体の魅力(長部日出雄)
神様にもならず、紳士にもならず(紅野敏郎)
井伏さんを偲ぶ(庄野潤三)
井伏鱒二氏その人と仕事(高橋英夫)
井伏鱒二を偲ぶ(西田勝)
井伏鱒二さんのこと(沼田卓爾)
四面道(三浦哲郎)〔ほか〕
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