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定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81510-1

Cコード

0095

整理番号

2011/06/09

判型

四六判

ページ数

240

解説

内容紹介

恋とは別の可能性。男の人と友情を築きたいというのは、決して恋愛からの逃避ではないと思う。お笑い芸人、大学生、ミュージシャン、写真家…。小説家が、さまざまな男の人と言葉をかわしてゆく。短篇小説のような味わいに満ちた、最新エッセイ集。

目次

二十五メートルで区切る理由がわからない。僕は永遠に泳げる気がしていた―会田誠さん(現代美術家)
月とお粥―高瀬正克さん(「支那そばや」店主)
わざわざパースを狂わせて―のりたけさん(イラストレーター)
「フリータイム」と並んで―岡田利規さん(演劇ユニット「チェルフィッチュ」主宰)
世界はすごく面白いと思っていて―石川直樹さん(写真家)
なんかの質感が僕は好き―スズキタカユキさん(ファッションデザイナー)
夢―長嶋康郎さん(古道具屋「ニコニコ堂」店主)
「お笑い」の人に会う―後藤淳平さん・福徳秀介さん(お笑いコンビ「ジャルジャル」)
敬語ランク上位―石島裕之さん(編集者)
家とは何か?―小川てつオさん(アーティスト)
みんな、「ちょっと死にたい」と思っているような気がしていて―前田司郎さん(劇団「五反田団」主宰)
大学生と喋る―遠藤寛之さん(大学生)
優しくて、可愛い―中原昌也さん(音楽家)
詞は、書くときと歌うときとで、別でいい―後藤正文さん(「ASIAN KUNG-FU GENERATION」)

著作者プロフィール

山崎ナオコーラ

( やまざき・なおこーら )

1978年生まれ。「人のセックスを笑うな」で2004年にデビュー。著書に『カツラ美容室別室』(河出書房新社)、『論理と感性は相反しない』(講談社)、『長い終わりが始まる』(講談社)、『この世は二人組ではできあがらない』(新潮社)、『昼田とハッコウ』(講談社)などがある。

この本への感想

まず、装丁がいい!

帯で口元が見えないのは、想像力をかきたてられます。

対談のお相手、皆さんが何かに真っ直ぐな方が多く、素朴な部分もあり、素敵でした。

私も、誰かと話したくなりました。

個人的には、絶望感に溢れた方々との対談も見てみたい気がします。

次の、ナオコーラさんの新刊も期待してますね!

どっとちえ

さん
update: 2011/10/24

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