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定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81518-7

Cコード

0095

整理番号

2013/01/09

判型

四六判

ページ数

200

解説

内容紹介

なじみの映画館やレストラン、洋服屋はかなり姿を消した。戦争、東京オリンピック、バブル、再開発―。昭和7年生まれの著者が、記憶の中の風景を思い浮かべながら町を歩く、東京の今と昔が交錯するエッセイ集。

目次

東京駅から始まる
粋筋の香りを残す―赤坂
道からの変貌―青山
静かな住宅街から盛り場へ―表参道
雑然とした日本の象徴―渋谷
映画館の町―新宿
都内最大の米軍基地だった―六本木
旧山の手人が集う―恵比寿・目黒
東京らしい風景が残っている―日比谷・有楽町
橋だけが残った―日本橋
変わらない町並みと不確かな記憶―銀座
古本と映画の町―神田
生れた町のこと―両国
いまは下町の代表地区―人形町
川の向こうとこっち側の違い―深川
暗いイメージの土地に―本所
南の果て―品川
東京はまだ“普請中”

著作者プロフィール

小林信彦

( こばやし・のぶひこ )

1932年生まれ。早稲田大学文学部英文学科卒業。作家。著書に『東京少年』『日本橋バビロン』『流される』の三部作、『日本の喜劇人』『つなわたり』『おかしな男 渥美清』ほか。近著は『わがクラシック・スターたち』。

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