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単行本

『洋酒天国』とその時代

定価

2,640

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81827-0

Cコード

0095

整理番号

2007/05/24

判型

四六判

ページ数

400

解説

内容紹介

開高健さんのコピー“「人間」らしくやりたいナ”は、我が社の経営の根底に流れる思想でもある。この書は、開高健さん、山口瞳さん等、異才を放った社員たちが創ったPR誌『洋酒天国』を軸に、高度経済成長に突入する直前の熱気に満ち溢れた時代の姿を描いた、極めて興味深い昭和史の1ページとなっている。

目次

プロローグ 伝説の雑誌『洋酒天国』
第1章 その水脈から
第2章 佐治敬三が創刊した『ホームサイエンス』
第3章 開高健の“雑誌狂”時代
第4章 山口瞳と『洋酒天国』綺譚
第5章 柳原良平と「アンクルトリス」の軌跡
第6章 植草甚一世代の登場
第7章 薩摩治郎八のパリ・浅草伝説
第8章 埴谷雄高の酔虎伝
第9章 山本周五郎と間門園
第10章 酒場文化の復権
エピローグ―昭和三十年代、企業文化の覚醒
『洋酒天国』総目次(創刊号~第六十一号)

著作者プロフィール

小玉武

( こだま・たけし )

1938年、東京生まれ。著書として『『洋酒天国』とその時代』『係長・山口瞳の〈処世〉術』『佐治敬三』『開高健』『美酒と黄昏』などがある。

この本への感想

昭和三十年代懐かしく読ませてもらいました。
ニッサン・トヨタ・スバル360・ホンダ二輪のマン島レースでの連勝等思い出します。
英語は「ジャック&ベティ」、ウィスキーはトリス、アメリカに追い付け、追い越せ。丁度今の中国の様な夢と希望と熱気に満ちた時代だった様に思えます。

男性・63歳・会社員

さん
update: 2007/08/02

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