単行本
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん
─アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
ロバート・キヨサキ
著
白根美保子
訳
loading...
明治20年代を中心に、作家たちはどのように表現し、新しい文体と物語を創造しようとしたのか。ユニークな読書行為論をも収めた新しい視点からの近代小説論。
物語としての文体/文体としての物語
文体としての自己意識―『浮雲』の主人公
『浮雲』における物語と文体
表現の理論/物語の理論
結末への意志/結末の裏切り―嵯峨の屋おむろにおける物語と表現
結末からの物語―「舞姫」における一人称
人称的世界の生成―鴎外ドイツ3部作における文体と構成
独白の系譜―広津柳浪の初期作品を中心に
口惜しさと恥しさ―「たけくらべ」における制度と言説
囚われた言葉/さまよい出す言葉
「こころ」を生成する心臓
〈読む〉ことへの夢想
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。