ウンベルト・エーコ
( えーこ,うんべると )1932年、北イタリアのアレッサンドリアに生れる。哲学・中世美学・記号論・メディア論の分野において、世界的知識人として名を知られるようになる。しかるのち、50歳目前にして小説『薔薇の名前』を刊行。この処女作が大ベストセラーとなる。その後、『フーコーの振り子』『前日島』『バウドリーノ』『女王ロアーナ、神秘の炎』など多数の小説を刊行。著書の多くが世界各国で翻訳されている。2016年没。
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2,530
円978-4-480-83650-2
0098
2017/07/25
四六判
256
頁高名な中世美学研究者にして哲学者が、ある日ベストセラー小説家に!処女作『薔薇の名前』ほかの世界的名作・話題作は、どのような方法で生み出されたのか。最初のアイディア、緻密な調査・考証の方法、「リスト」作り、さらには創作世界と読者と作家の関係。五〇歳目前にして小説を書き始めた、自称「とても若く将来有望な小説家」が、創作の手のうちを見せる。
1 左から右へと書く(クリエイティブ・ライティングとは何か?
むかしむかし ほか)
2 作者、テクスト、解釈者
3 フィクションの登場人物についての考察(アンナ・カレーニナのために泣くということ
存在論vs.記号論 ほか)
4 極私的リスト(実務的リストと詩的リスト
列挙の修辞 ほか)
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