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単行本

不安の正体!

——メディア政治とイラク戦後の世界

定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-86358-4

Cコード

0031

整理番号

2004/10/14

判型

四六判

ページ数

404

解説

内容紹介

「帝国」アメリカの「大義なき戦争」、不安に駆られ「監視」を切望する人々、対米追従にひた走る日本、俗情に媚びるメディア、崩壊する国際秩序…。不透明で国難な時代の「出口」を求め、気鋭の論客が徹底討論。

目次

1 イラク戦後の世界(反戦ロジックが力を失った理由
アメリカは今や“江戸幕府”である ほか)
2 大衆動員と「信頼」の崩壊(アメリカ政府の巧妙なメディア戦略
戦争報道を受容する側の問題 ほか)
3 「よき社会」とは何か?(アメリカ経済の楽観論と悲観論
住宅バブルの崩壊は何をもたらすか? ほか)
討議を終えて(パーフェクト・ストーム(アンドリュー・デウィット)
ガンマンの教訓(藤原帰一) ほか)

著作者プロフィール

金子勝

( かねこ・まさる )

金子 勝(かねこ・まさる):1952年、東京都生まれ。経済学者。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学社会科学研究所助手、法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現在、立教大学経済学研究科特任教授、慶應義塾大学名誉教授。財政学、地方財政論、制度経済学を専攻。著書に『市場と制度の政治経済学』(東京大学出版会)、『新・反グローバリズム』(岩波現代文庫)、『「脱原発」成長論: 新しい産業革命へ』(筑摩書房)、『平成経済 衰退の本質』(岩波新書)、『資本主義の克服』(集英社新書)ほか多数。

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