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定価

2,990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-87268-5

Cコード

0074

整理番号

1995/09/25

判型

A5判

ページ数

248

解説

内容紹介

「映画史」と「詩学」との煌く交錯。イーストウッドのアクションの高貴な「ゆるやかさ」、ウェルズのバロック空間の「鏡像の罠」、ヴェンダース、ブレッソン、ビートたけし、溝口健二…高速で疾走する「+1」のスピード感いっぱいに炸裂する蠱惑のエクリチュール。彩ってよぎる映画史の光と影。待望の映画論集成。

目次

1 活劇プラスハリウッド
2 光プラスヨーロッパ
3 視線プラス快楽
4 メディアプラス書物
5 表象プラスポリティクス

著作者プロフィール

松浦寿輝

( まつうら・ひさき )

1954年、東京生まれ。1980年、東京大学大学院仏語仏文学専攻修士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(表象文化論)。詩人、作家、映画評論家でもある。2000年、『花腐し』(講談社)で第123回芥川賞受賞。著書に『表象と倒錯』『エッフェル塔試論』『ゴダール』『Y・死・閾』『映画1+1』(筑摩書房)、『半島』(文藝春秋)、『物質と記憶』(思潮社)、『官能の哲学』(岩波書店)、『冬の本』(青土社)など。

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