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定価

2,530

(10%税込)
ISBN

978-4-480-87318-7

Cコード

0074

整理番号

2005/09/21

判型

A5判

ページ数

248

解説

内容紹介

性懲りもなく半世紀に亘って映画を撮り続けるゴダールを、性懲りもなくいつも/たまに見続けてきた人びとに向けて、性懲りもなく書き続けられたきわめつけのゴダール論集。特別付録に黒沢清インタヴュー。

目次

プロローグ 時限装置としてのゴダール
1 映画作家は映画を撮る
2 映画作家は映画から遠く離れる
3 映画作家は決算の身振りを演じる
4 映画作家は世紀のはざまを生きる
5 映画作家の仕事をたどる
エピローグ ゴダール革命に向けて
付録 特別インタヴュー 映画はゴダールのように豊かであっていっこうに構わない(黒沢清)

著作者プロフィール

蓮實重彦

( はすみ・しげひこ )

1936年東京生まれ。60年東京大学仏文学科卒業。同大学大学院人文研究科仏文学専攻修了。65年パリ大学大学院より博士号取得。東京大学教養学部教授(表象文化論)、東京大学総長を歴任。東京大学名誉教授。仏文学にとどまらず、映画、現代思想、日本文学など多方面で精力的な評論活動を展開し続けている。著書に『表層批評宣言』『凡庸な芸術家の肖像』『映画の神話学』『シネマの記憶装置』『映画はいかにして死ぬか』『映画 誘惑のエクリチュール』『監督 小津安二郎〔増補決定版〕』『齟齬の誘惑』『映像の詩学』『『ボヴァリー夫人』論』『伯爵夫人』ほか多数。

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