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単行本

彼方からの声

——演劇・祭祀・宇宙

定価

4,290

(10%税込)
ISBN

978-4-480-87342-2

Cコード

0074

整理番号

2004/01/08

判型

A5判

ページ数

344

解説

内容紹介

“見えざるもの”の現実世界への顕現―その瞬間の戦慄と魅惑!シェイクスピアを中心とする研究・翻訳そして演出の現場から探究する発見と洞察にみちた演劇論集成。

目次

序章 彼方からの声(彼方からの声
彼方の光―太田省吾氏の新作を見て ほか)
第1部 演劇・祭祀・宇宙(見えざるものの顕現―劇的なるものの定義についての覚書き
シェイクスピア喜劇における「発見」 ほか)
第2部 演技・演出・社会(日本語で『リア王』を演出する
「解釈」と演出―分析のブラックホール ほか)
第3部 講演録(シェイクスピアと「語り」―演出の経験を手がかりとして
シェイクスピアと「語り」(補遺) ほか)

著作者プロフィール

安西徹雄

( あんざい・てつお )

1933年、松山市生まれ。上智大学大学院博士課程修了。上智大学名誉教授。専攻、英文学。シェイクスピア研究の第一人者であるとともに、演劇集団「円」を拠点に、演出にも携わっている。主な著書:『英文翻訳術』『仕事場のシェイクスピア』『英語の発想』(以上、ちくま学芸文庫)、『彼方からの声』(筑摩書房)、『シェイクスピア──書斎と劇場のあいだ』(大修館書店)、『シェイクスピア劇四〇〇年』(NHK出版)他、主な訳書:チェスタトン『正統とは何か』(春秋社)、サイデンステッカー『東京 下町山の手』(ちくま学芸文庫)他。

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