吉田光
( よしだ・ひかる )吉田 光(よしだ・ひかる):郁文館高等学校教諭、筑摩書房教科書編集委員。主な著書に『ちくま評論文の読み方』『ちくま評論文の論点21』など。
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「説明文」から「評論文」へ――評論の読み方を初歩から学べるアンソロジーの改訂版。読解の解説、構成図解、要約など、従来の要素をさらに見やすく充実。
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*本書の特長*
●精選された教材で、評論文に親しめる
●見やすく親切な紙面
●丁寧な解説で主体的学習を手厚くサポート
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第一部
平田オリザ 「ちゃぶ台か、テーブルか」
〈読み方ステップ〉1「問題提起を探そう」
田中真知 「ステレオタイプに陥らないために」
〈読み方ステップ〉2「常識を疑おう・語句の意味は文脈で」
稲垣栄洋 「雑草の戦略」
〈読み方ステップ〉3「対比をつかもう」
木下直之 「建築はあやしい」
〈読み方ステップ〉4「具体と抽象――見えるものと見えないもの」
緒方貞子 「ネルソン・マンデラの理想」
〈読み方ステップ〉5「引用・逆説・比喩」
辻信一 「フェアトレードとは何か」
〈読み方ステップ〉6「指示語と接続する言葉に注目しよう」
見田宗介 「方法としての異世界」
〈読み方ステップ〉7「第一部のまとめ」
第二部
鈴木孝夫 「ものとことば」
稲田豊史 「大いなる違和感」
福岡伸一 「生命現象というシステム」
高階秀爾 「余白の美学」
鷲田清一 「衣服という皮膚」
内田樹 「交易の起源」
金子郁容 「ボランティアの「報酬」」
宮間純一 「共同体が創る「記憶」」