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定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01249-4

Cコード

1098

整理番号

1977/11/29

判型

四六判

ページ数

220

解説

内容紹介

『踏みはずし』所収の「マラルメの沈黙」から『終りなき対話』の結論「書物の不在」まで全8篇、言語表現についての究極ともいうべきマラルメ論集成。

著作者プロフィール

モーリス・ブランショ

( ぶらんしょ,もーりす )

1907年─2003年。20世紀フランス最大の作家・批評家。両大戦間期、非順応的な右派の若手の論客として知られる。その傍ら小説を書き始め、戦中には思想的立場を転換し、レヴィナス、バタイユらと親交を深めながら、文学のみならず哲学・思想にも関わる評論を書くようになる。戦後は創作とともに、文学・芸術の根本的、本質的諸問題に関わる評論を数多く発表。また、アルジェリア独立戦争および68年5月「革命」に際しては、鋭く体制を批判する発言と活動を行い、その後も拒否の精神を示し続けた。小説作品に『謎の男トマ』『死の宣告』『望みのときに』『私の死の瞬間』、評論に『踏み外し』『文学空間』『来るべき書物』『終わりなき対話』『友愛』『明かしえぬ共同体』など、いずれも現代文学・現代思想を語る際に欠かせない著作を遺した。

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