ポール・ヴァレリー
( ヴぁれりー,ぽーる )1871年、南仏地中海沿岸のセットに生まれる。モンペリエ大学法学部に入学、ユイスマンス『さかしま』を読み、引用されたマラルメの詩に感動する。ピエール・ルイスやジッドと知り合い、91年にマラルメ宅を訪問。92年、伝説的な〈ジェノヴァの夜〉、94年、『カイエ』を書きはじめる。1917年、『若きパルク』を刊行、名声を得る。25年、アカデミー・フランセーズ会員に選出され、フランスの代表的知性と謳われた。45年、死去。
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1,650
円978-4-480-01305-7
0098
1986/11/28
四六判
248
頁1936年4月アルジェで書き始められ、38年9月チェコ動乱への言及で終る、死の数ヵ月前に息子に渡された未公開手帖の全訳。「人民戦線」の時代にあって「アナーキー」とは何か。例えばそれは「証明不能なものの命令に服従することを一切拒絶する各個の姿勢」である。「全集」とは一見異なる顔がここにはある。
編集者の注記
純粋および応用アナーキー原理
ポール・ヴァレリーと政治
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