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定価

2,090

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01509-9

Cコード

0387

整理番号

13

2011/02/14

判型

四六判

ページ数

352

解説

内容紹介

現在われわれが日常的に使っている文字「漢字」は、その源流を古代中国の「甲骨文字」に持つ。その字形や意味は、驚くべきことに現代日本の漢字とつながっており、その原初の姿を尋ねることで、自分たちの文字により豊かに接することができるのだ。本書では、甲骨文字にも多く原形が見られ、日本語の基礎ともなっている教育漢字三百余字を収録。漢字文化を愛する人の必携書。

目次

第1章 甲骨文字と殷王朝
第2章 甲骨文字の構造
第3章 人の姿を元にした文字
第4章 人体の一部を元にした文字
第5章 自然物を元にした文字
第6章 動植物やその一部を元にした文字
第7章 武器・礼器を元にした文字
第8章 武器・礼器以外の道具を元にした文字
第9章 その他の文字
第10章 元が何か分からない文字

著作者プロフィール

落合淳思

( おちあい・あつし )

落合 淳思(おちあい・あつし):1974年愛知県生まれ。立命館大学大学院文学研究科史学専攻修了。博士(文学)。現在、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所客員研究員。主な著書に『殷代史研究』『甲骨文字辞典』(以上、朋友書店)、『漢字字形史字典【教育漢字対応版】』『漢字の音――中国から日本、古代から現代へ』(以上、東方書店)、『殷――中国史最古の王朝』『漢字の字形――甲骨文字から篆書、楷書へ』(以上、中公新書)、『漢字の構造――古代中国の社会と文化』(中公選書)、『甲骨文字の読み方』『古代中国の虚像と実像』(以上、講談社現代新書)、『甲骨文字に歴史をよむ』(ちくま新書)、『甲骨文字小字典』『漢字の成り立ち――『説文解字』から最先端の研究まで』(以上、筑摩選書)などがある。ほか論文多数。

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