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筑摩選書

100のモノが語る世界の歴史3

——近代への道

大英博物館 人類がたどりついた 「近代」とは何だったのか

すべての大陸が出会い、発展と数々の悲劇の末にわれわれ人類がたどりついた「近代」とは何だったのか──。大英博物館とBBCによる世界史プロジェクト、完結。

定価

2,310

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01553-2

Cコード

0320

整理番号

42

2012/08/16

判型

四六判

ページ数

336

解説

内容紹介

陸の帝国はついに外洋に乗り出す。世界はグローバルな物と人のネットワークを基盤とした近代への歩みを始め、各地で文明の衝突と悲劇が繰り返された。遺された物は、奴隷貿易とアフリカ分割が残した傷跡をいまも鮮明に示している。戦争の世紀の一方で、われわれは自由を獲得するための闘いも続けてきた。人類がたどりついたこの「近代」とは何だったのかを問いなおす。大英博物館とBBCによる世界史プロジェクト完結篇。

目次

第14部 神々に出会う(1200?1500年)
第15部 近代世界の黎明(1375?1550年)
第16部 最初の世界経済(1450?1650年)
第17部 寛容と不寛容(1550?1700年)
第18部 探検、開拓、啓蒙(1680?1820年)
第19部 大量生産と大衆運動(1780?1914年)
第20部 現代がつくりだす物の世界(1914?2010年)

著作者プロフィール

ニール・マクレガー

( まくれがー,にーる )

一九四六年イギリス生まれ。大英博物館館長。美術史家。美術学術誌「バーリントン・マガジン」の編集者を経て、八七年から〇二年までロンドンのナショナル・ギャラリー館長。〇二年より現職。

東郷えりか

( とうごう・えりか )

上智大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書にフェイガン『古代文明と気候大変動』『水と人類の一万年』、セン『人間の安全保障』、スジック『巨大建築という欲望』ほか。

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