スティーヴン・ジョゼフ
( じょぜふ,すてぃーヴん )一九四八年生まれ。イギリスのノッティンガム大学教授(心理学、保健・社会医療)。トラウマと回復・成長センター理事。自然災害や事故、病気、離婚などを経験した人たちが、その苦難からいかに学び、成長を遂げているかを研究している。論文多数の他、公共医療サービス等に関する著作がある。
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1,980
円978-4-480-01567-9
0311
64
2013/03/13
四六判
304
頁自然災害、交通事故、離別、病気など、生死を左右するつらい体験の後に現れる「心的外傷後ストレス症候群(PTSD)」。その治療に多くの心理学者や精神科医が取り組んでいるが、PTSDからの回復は、じつは当人も医師も驚くほどの豊かな成長をもたらすことがわかってきた。ではトラウマはいかにして成長に変わりうるのか―。症状の原因としくみ、回復から成長への道筋まで、トラウマ体験の働きを研究してきた第一人者がその対処法を示す。
死なない程度の困難は人を強くする
第1部 すべては変化する(トラウマ体験の二面性
トラウマはいかにして発見されたか
トラウマ反応はどのように起こるか)
第2部 トラウマ後の成長(苦しみがもたらす変容
壊れた花瓶の理論
トラウマの意味を書き換える)
第3部 成長のマインドセットを働かせる(回復から成長へ
「成長」をもたらす六つのステップ)
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